脂肪注入
自身の脂肪を使って自然にふっくらした肌に脂肪注入
(コンデンスリッチファット)
「コンデンスリッチ
ファット(CRF)」とは?
当院では、コンデンスリッチファット注入を行います。コンデンスリッチファット注入は、正式名称を濃縮脂肪細胞(CRF)注入療法といい、アメリカFDAによる認可を受けている機器を使用し濃縮された脂肪を取り出しお身体に注入する治療です。
外気に触れないまま遠心分離にかけることで、石灰化や脂肪壊死の原因になる死活した細胞や細胞膜などの不純物を除去します。
そうして取り出された濃縮脂肪(コンデンスリッチファット)だけをお身体に注入することで、高い定着率を実現し、吸引した脂肪を最大限に活かせるようになっています。
コンデンスリッチファットを
注入するメリット
リスクを回避
脂肪注入は、人工のものを体内に入れるケースと比較して異物反応のリスクが少なく、触感や見た目が自然な点がメリットです。
一方で、従来の脂肪注入では、注入した脂肪が壊死したり石灰化を起こすリスクを伴うという事実も存在しました。
対してコンデンスリッチファット(CRF)注入は、コンデンス(濃縮)技術によって壊死する可能性のある死活・老化細胞を取り除き、健全な脂肪のみを無菌状態で注入するため、上記のリスクが回避されています。
身体への負担を軽減
今までの脂肪注入脂は、脂肪の採取から幹細胞を抽出し注入するまで最低でも6時間、長いと半日かかっていました。
そのため、長時間の麻酔や、場合によっては脂肪採取時と注入時の計2 回麻酔が必要で、身体への負担が大きかったのです。
対して、コンデンスリッチファット(CRF)注入は、短時間で脂肪をコンデンス(濃縮)出来る特殊な機械を用いるため、約2時間半で手術を終える事が可能で、身体への負担が大幅に軽減されています。
CRFと既存の脂肪注入の違い
ヒアルロン酸注入 | 脂肪注入 | コンデンスリッチファット注入 | |
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治療 内容 | 注射器でヒアルロン酸を注入 | 吸引した自分の脂肪をそのまま注入 | 吸引した自分の脂肪を コンデンス(濃縮)技術により、 濃縮脂肪細胞(CRF)とし注入 |
適応 | 部分的な改善 | 顔全体 (頬、こめかみ、額、目の上、鼻唇溝) | 顔全体 (頬、こめかみ、額、目の上、鼻唇溝) |
メリット | 注射だけで手軽 | 何度も繰り返す必要がない | 何度も繰り返す必要がない |
デメリット | 吸収されてなくなるため繰り返し必要 | 部位により定着率が悪い (こめかみなど) しこりになりやすい | 高価 |
定着率 | ー | 40~70% | 90%以上 |
持続 効果 | 約1年で吸収 | 短い | 長い |
肌質の 改善 効果 | なし | あり | あり |
質感 | 硬い 透明に透けて見えやすい | しこりになりやすい | 自然 |
施術 時間 | 数分 | 約1時間 | 約1時間半 |
注入する脂肪の質 | ー | コンデンスされていない脂肪 (死活・老化細胞を含む) | コンデンスされた健全な脂肪細胞 (CRF) |
術後の 痛み | ほとんどない | ほとんどない | ほとんどない |
合併症の可能性 | 皮下出血、 硬結(しこり) | 皮下出血、 目の上のしこり | 皮下出血 |
施術可能施設 | 皮膚科(美容)、 美容外科 | 美容外科 | CRF認定施設のみ |
脂肪注入
こんな方におすすめ
- お顔のくぼみや凹みが気になる方
- お顔にふっくら感が欲しい方
- ナチュラルにふっくらとさせたい方
- 若々しい印象を保ちたい方
- お身体に異物を注入することに抵抗のある方
脂肪注入の施術方法
施術の内容
患者様ご自身の太ももなどから採取した脂肪を、お顔のへこみやくぼみなどの気になる箇所へ注入することで、ふっくらとしたボリュームを与えることができる治療法です。
ご自身の脂肪を注入していますので安全性が高く、アレルギーなどの心配もありません。
また、定着した脂肪は半永久的な効果が期待できます。
料金 | 注入用脂肪採取、作成料 275,000円(税込) |
【額・こめかみ・目の下・頬、ほうれい線・涙袋】 77,000円(税込) |
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注意事項
極度に痩せすぎている方は施術ができかねる場合があります。
処置時間 | 約150分程度 |
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施術当日 | 注入部位をできるだけ触らないようにしてください。 当日はシャワー浴、水による洗顔は可能です。 |
日常生活 | 入浴、激しい運動やサウナなどの血行が促進されるような行為は1週間はお控えください。 エステなどのお顔のマッサージは最低1ヶ月はお控えください。 |
痛み | 痛みは多少ございますが、術後に処方する痛み止めで対応できる程度です。 |
メイク | 当日のメイクはお控えください。術後5日目からメイクは可能となります。 |
通院 | 術後1ヶ月、3ヶ月の定期検診にお越しいただきます。 |
リスク・副作用 | 一時的な腫れ、内出血、稀に低矯正、過矯正、凹つき、しこり、左右差、イメージ違いなど |